名古屋D vs SR渋谷|HC交代で転機を迎えるSR渋谷、名古屋Dの攻撃を止められるか

Bリーグ 2022-23 B1リーグ戦 第15節
名古屋ダイヤモンドドルフィンズvsサンロッカーズ渋谷
ホームで戦った前々節、新潟アルビレックスBBを2戦とも40点前後の大差で退けた名古屋ダイヤモンドドルフィンズ。前節はアウェー戦だったが、その相手が三遠ネオフェニックスだったとあって、疲労という面では他チームに比べてアドバンテージがある状況だ。
ホームに戻る今節は、今後の順位争いを考えた上でも確実に取っておきたいところ。他地区との対戦はここまで12勝2敗と大きく勝ち越しており、今節も連勝を狙いたい。
一方のサンロッカーズ渋谷は、前々節の仙台89ERS戦で指揮を代行した浜中謙アシスタントコーチがヘッドコーチに正式に就任し、前節の横浜ビー・コルセアーズ戦に臨んだ。試合中止も発生した12月は2勝6敗と苦しんでいるが、その中で仙台とのGAME2を勝ちきれたことは良い材料。アウェーで臨む今節も次につながる実りのある試合を披露し、年明けからは攻勢に転じたい。
今シーズンのSR渋谷は、西地区を相手にここまで2勝4敗と黒星が先行している。まだ多くの対戦が残されている中で、西地区に対する苦手意識を持つことは避けなければならない。その6試合のうち、95失点以上の試合が4試合のため、注意したいのはやはりディフェンス。1試合平均得点でリーグトップを走る名古屋Dの多彩なオフェンスに対し、高確率の3ポイントシュートを防ぐことが特に重要になるだろう。
文=吉川哲彦
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